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Titolo: | ロボット考学と人間 : 未来のためのロボット工学 / / 森政弘著 |
Pubblicazione: | 東京, : オーム社, 2014.8 |
Descrizione fisica: | 1 online resource (416 pages) |
Soggetto topico: | ロボット |
Classificazione: | 548.3 |
Note generali: | 参考文献・サイト: p394-397 |
Nota di contenuto: | 表紙 -- まえがき -- 序 章 「ロボット考学」とは何か -- 1 「ロボット考学」が目指すもの -- 2 人間から学んでロボットを作る -- 3 ロボットから人間を学ぶ -- 4 ロボット社会の問題点 -- 5 ロボットに人間が育てられる -- 第1章 自然と人間から学ぶ、ロボット工学-ロボットの設計思想- -- 1.1 カニから学んだ骨の形 -- 1 一味違うロボット研究者の疑問 -- 2 カニのハサミをしげしげと -- 3 仮説の検証 -- 4 自然の見事さ、不思議さ -- 1.2 右と左 -- 1 左右は単なる対称ではない -- 2 左右は「1+1=2より大きい」 -- 3 身近にある左右の違い -- 4 内臓の非対称 -- 5 赤ん坊を抱く側 -- 6 右脳と左脳 -- 7 目的論だけでは説明できない -- 1.3 ロボットに演奏させる意味 -- 1 目にはふたがあるのに、耳にはない? -- 2 目が腹の下にあったら -- 3 ロボットと環境との負荷分担 -- 4 ロボットに楽器を演奏させる意味 -- 5 目的かプロセスか -- 6 プロセスを楽しむ茶道の点前 -- 7 両方ともが重要 -- 1.4 指の機能 -- 1 日本のロボット工学の始まり -- 2 指の機能の多様性 -- 3 指の関節と親指の重要性 -- 4 指系の自由度分配 -- 5 指の本数の機能度への影響 -- 6 手の形 -- 1.5 寸法体系とロボット -- 1 紙が鉄を切る!? -- 2 建築や家具のモジュールとは -- 3 人間が元か地球が元か -- 4 生涯かかって「96」に到着 -- 5 物離れ論 -- 6 介護・家事ロボットとモジュール -- 1.6 すき間のない機械 -- 1 動物に習う -- 2 化学プラントと自動車工学 -- 3 ボルトがゆるむ問題 -- 4 四角いシリンダのエンジン -- 5 すき間と機械の変革 -- 6 人工筋肉 -- 1.7 周辺視野と中心視野-あいまいな全体把握の大切さ -- 1 ページめくりとスクロール -- 2 周辺視野と中心視野 -- 3 視覚と聴覚の役割分担 -- 4 全体の中での位置づけの意味 -- 5 足が乗る部分だけあっても歩けない -- 6 自己が統一体になることと全体 -- 第2章 ロボットから考える、人間というもの-ロボットの哲学- -- 2.1 ロボットに対する人間の認識-ロボットは第三の特別なものか- -- 1 ロボットの体・相・用 -- 2 非常に特別なものなのか、ロボットは -- 3 ペットロボットとは如何なる存在か -- 4 システムの複雑化と、新機能の創生 -- 2.2 ロボットと顔 -- 1 始原的に見た顔の必要性 -- 2 受信器としての顔 -- 3 発信器としての顔 -- 4 顔とアイデンティティ -- 5 眼と顔 -- 6 顔と正面 -- 7 ロボットと顔 -- 2.3 意識とロボット -- 1 意識を論じるわけ -- 2 意識-この不可解なもの -- 3 他人の意識はどうして分かるのか -- 4 ロボットには見えているのか? -- 5 二つの思考実験 -- 6 ロボット作りこそが意識を解明する -- 2.4 ロボットと自己 -- 1 人間の場合「自己」とは何だろう -- 2 ロボットに「自分」はあるのか -- 3 仏教が説く「真の自己」 -- 4 縁起だから無我 -- 2.5 ロボットと煩悩 -- 1 ロボットに煩悩はあるのか -- 2 煩悩とは何か -- 3 煩悩の内容 -- 4 ロボットに煩悩を与えるには -- 5 矛盾を扱えるコンピュータ -- 6 煩悩の健康への影響 -- 2.6 ロボットと所有 -- 1 「自分の物」とは -- 2 まずは「自分」とは -- 3 「所有する」とは -- 4 手で持たない所有 -- 5 泥棒に金をやった逸話 -- 6 難解な所有ということ -- 第3章 ロボットの世界-ロボット独自の発展を考察する- -- 3.1 時間・空間・第三の間 -- 1 空間-この不思議なもの -- 2 物があってこそ空間観念が生じる -- 3 空間認識には膨大な情報量が必要 -- 4 2次元から3次元を知る -- 5 時間と空間は先天的な直観形式 -- 6 第三の間 -- 3.2 ロボットと時間観念 -- 1 時計と時間 -- 2 第三の間 -- 3 時間を作り出す根源 -- 4 ロボットの時間観念と偽意識. |
5 永遠の今 -- 第4章 設計への警告-幸せとは何か- -- 4.1 自動化して良いことと悪いこと -- 1 意志に逆らう勝手な自動 -- 2 複雑化は進歩か? -- 3 便利はもうたくさんだ -- 4 必要な顔をした不必要 -- 5 機械を丈夫にすると人間が壊れる -- 6 自動化してはならないこと -- 7 人間を知ること -- 4.2 賢明な自動化と愚かな自動化 -- 1 ロボットは敵か? -- 2 日本がロボット大国になった理由 -- 3 愚かなロボット導入 -- 4 自動化しても総人口は減らない -- 5 ホンダの手作りの自動化運動 -- 4.3 人間型ロボットの人間以上の効果 -- 1 ASIMOが心情的に役立った -- 2 感動は人間よりもASIMOが与えた -- 3 不気味の谷 -- 4 提起された問題と答え -- 4.4 ロボット工学と退歩 -- 1 ハエに学ぶ退歩 -- 2 社会全般の退歩調 -- 3 過去の前向き価値観 -- 4 夜の位相の到来 -- 5 陰陽合一の理念と退歩 -- 6 陰の発想とロボット工学 -- 4.5 貪欲と足るを知る心 -- 1 計画停電に思う -- 2 知らぬ間に贅沢になって来ていた -- 3 電線に感謝しよう -- 4 貪欲と足るを知る -- 4.6 不気味の谷現象発見 -- 1 「不気味の谷」とは -- 2 動きが加われば -- 3 欧米で大きく注目される -- 4 ハリウッドで重大関心事に -- 5 発見者として認められた -- 4.7 目的とプロセス -- 1 日本ロボット学会誌2足歩行特集号 -- 2 科学技術と実用 -- 3 目的とプロセス -- 4 因と縁と果 -- 5 果に気を奪われるな -- 4.8 今日の技術の問題点 -- 1 機能の複雑化 -- 2 味のない最新技術 -- 3 気付かずに向かう傲慢な態度 -- 4 開発者の哲学不足 -- 5 物との会話の減退 -- 6 交換は修理の部類に入らない -- 4.9 複雑化への警告 -- 1 787機の問題 -- 2 複雑化・分業化 -- 3 全体が把握できない -- 4 組み上げて初めて出現する創発 -- 5 枯れた技術への開眼 -- 6 物との会話と安全 -- 第5章 ロボコンに学ぶ-「技道」の哲学- -- 5.1 ロボコンと技道 -- 1 技道の提唱 -- 2 20年で定着 -- 3 道の条件は無心 -- 4 子供の技道 -- 5 技道こそ物作りの粋 -- 5.2 金剛経とロボコン -- 1 金剛経 -- 2 即非の論理 -- 3 ロボコンと即非の論理 -- 4 ロボコン大賞と即非の論理 -- 5.3 ロボットから習う-向こうから来るのがよい- -- 1 逆に思われる言葉に深みがある -- 2 物が在ってこそ空間がある -- 3 因果関係を逆に考えてみる -- 4 向こうから来るのがよい -- 5 仏師運慶の彫刻 -- 6 ロボットに習う -- 5.4 第25回目を迎える高専ロボコン -- 1 ロボコン略史 -- 2 ロボコンマガジン誌創刊 -- 3 ロボコンの源流 -- 5.5 ロボコンを超えたロボコン -- 1 五濁の悪世 -- 2 子牛の通った道と前例 -- 3 本物と守・破・離 -- 4 筆者人生の守・破・離 -- 5 常に新しく常に超えよ -- 5.6 ロボコンと評価 -- 1 毎日が価値と評価 -- 2 非価値な言葉は少ない -- 3 勝敗へのとらわれ -- 4 堕落した徒競走 -- 5 ロボコン大賞の意義 -- 6 そうであって、そうでないもの -- 7 平等相に乗った差別相 -- 第6章 ロボット工学者へ-創造的な研究のために- -- 6.1 「ロボットは総合」の意味 -- 1 たんに合わせたのとは違う -- 2 ロボットにお辞儀させたら倒れた -- 2 オーケストラは総合の典型 -- 4 古武術応用の介護 -- 5 ロボット工学への期待 -- 6.2 古人の跡を求めないロボット -- 1 ロボットの基本思想と構想 -- 2 無中枢の植物的ロボット -- 3 麻雀ロボット-増殖機構 -- 4 軟体機械-人工筋肉へのこころみ- -- 5 古人の跡を求めず -- 6.3 形相工学とロボット -- 1 大きな欠落 -- 2 形相と質料 -- 3 アリストテレスの四原因 -- 4 「質料」に偏った現代技術 -- 5 形相工学入門Ⅰ-連続と不連続. | |
6 形相工学入門Ⅱ -- 6.4 ロボットと個性 -- 1 引用文献のない研究論文 -- 2 良い論文ほど要注意 -- 3 他を参考としない高専のロボット -- 4 個性と創造性・その宇宙的意味 -- 5 個性発揮とほしいまま -- 6.5 指が示す宇宙の重層構造 -- 1 手のハタラキ -- 2 切れた部分とつながった部分 -- 3 キーポイント-部分の中の全体 -- 4 重重無尽の構造 -- 5 古人の直観の不思議 -- 6.6 個と全体・中枢と無中枢 -- 1 個だけのロボット時代 -- 2 機械部品という個と、全体 -- 3 中枢と無中枢系の不思議 -- 4 ロボット工学的研究 -- 5 個と個、個と全体のつながり -- 6 「個」があるわけ -- 6.7 性格の先天性と後天性 -- 1 哲学カフェ -- 2 DNAと性格 -- 3 カンニング成仏 -- 4 お祖母さんの頭が悪いので -- 5 盤珪禅師の諭 -- 6 自在な発想 -- 7 超能力現象に対する注意 -- 6.8 技術をまねる条件 -- 1 中国の高速鉄道事故 -- 2 その気がなければ見えない -- 3 ブラウン管の金具の穴が四角い!? -- 4 ワッシャ一つにも創造性が -- 5 肝心なところが「まね」できない -- 6 まねした物は常に二流だ -- 7 継承と創造 -- 8 半徳を減ず -- 6.9 「なる」と「する」 -- 1 「なる」と「する」 -- 2 「為せば成る」とパイオニアの姿勢 -- 3 外側発想と内側発想 -- 4 制御できる範囲 -- 5 人為を超えたところ -- あとがき -- 参考文献・サイト -- 奥付. | |
Sommario/riassunto: | ロボット工学者よ、哲学を持て。ロボコンの父にして「不気味の谷」提唱者が綴る!ロボット考学の神髄とは-。21世紀を生き抜く道がここにある。. |
Titolo autorizzato: | ロボット考学と人間 |
ISBN: | 4-274-83164-7 |
Formato: | Materiale a stampa |
Livello bibliografico | Monografia |
Lingua di pubblicazione: | Giapponese |
Record Nr.: | 9910149150903321 |
Lo trovi qui: | Univ. Federico II |
Opac: | Controlla la disponibilità qui |