近代日本思想論第2巻(「京都学派」の哲学)

• Pubblicazione: 東京, : 大月書店, 2011.6; 東京 : , : 大月書店, , 2011
• Edizione: 1st ed.
• Descrizione fisica: オンライン資料1件
• Soggetto topico: 日本思想; 哲学者; 京都学派の哲学
• Classificazione: 121.6
• Altri autori: 吉田傑俊
• Note generali: 電子資料の出版事項: EBSCOhost, 2016; 電子資料の出版事項: KinoDen, 2018; 電子資料の出版事項: ProQuest, 2018
• Nota di contenuto: 表紙 -- はしがき -- 目次 -- 第一章 「京都学派」における哲学と政治 -- I 「京都学派」の成立と展開 -- (1) 「京都学派」とはなにか -- (2) 「京都学派」の政治関与の問題 -- II 「京都学派」と〈近代の超克〉論 -- (1) 近代日本と「京都学派」の交差 -- (2) 「京都学派」における〈近代の超克〉論と「近代の止揚」論の拮抗 -- 第二章 「京都学派」の「主体」形成の哲学 -- 本章の課題 -- I 西田幾多郎の「個人」形成の哲学 -- (1) 西田哲学研究の歩み -- (2) 出発点としての「純粋経験」 -- (3) 「場所」と「無」による社会形成の企図 -- (4) 「個人と社会」形成論から天皇制国家論への帰順 -- II 三木清の「市民」形成の哲学 -- (1) マルクス主義哲学の「人間学」的把握 -- (2) 「主体」概念の追究と戦時評論 -- (3) 「構想力の論理」における「市民」形成の論理 -- III 戸坂潤の「大衆」形成の哲学 -- (1) 「主体」としての「大衆」概念の摘出 -- (2) 大衆の「常識」としての唯物論 -- (3) 反ファシズムの「クリティシズム」実践 -- 第三章 「京都学派」の〈近代の超克〉論とその実践 -- 本章の課題 -- I 西田幾多郎の「理念的」〈近代の超克〉論 -- (1) 西田の近衛政権への関与 -- (2) 海軍との接触と陸軍「国策研究会」への参加 -- (3) 『日本文化の問題』と国家論の諸問題 -- II 三木清の「反ファシズム的」〈近代の超克〉論 -- (1) 三木と「昭和研究会」 -- (2) 「新日本の思想原理」「協同主義の哲学的基礎」の意義と限定 -- (3) 三木と「世界史の哲学」派との民族論争 -- III 「世界史の哲学」派の「国権的」〈近代の超克〉論 -- (1) 「世界史の哲学」派と海軍の連携 -- (2) 高山岩男『世界史の哲学』と座談会『世界史的立場と日本』 -- (3) 「世界史の哲学」派「弾圧」問題と海軍評価の問題 -- 第四章 〈近代の超克〉から「近代の止揚」へ -- I 二十世紀〈近代の超克〉論の位相 -- (1) ハイデッガーの〈近代の超克〉論 -- (2) ドイツと日本の〈近代の超克〉論 -- II 「近代の止揚」への途 -- (1) 戦後の〈近代の超克〉論批判 -- (2) 戦前の「唯物論研究会」と『世界文化』運動 -- あとがき -- 人名索引 -- 奥付.
• Sommario/riassunto: 「近代の超克」から「近代の止揚」への"燎爛たる分裂"。西田幾多郎、三木清、戸坂潤の哲学を「個人‐市民‐大衆」形成論として捉える。.
• Altri titoli varianti: 京都学派の哲学 : 西田三木戸坂を中心に
• ISBN: 9784272940202; 4272940201
• Formato: Materiale a stampa
• Livello bibliografico: Monografia
• Lingua di pubblicazione: Giapponese
• Record Nr.: 9910149073503321
• Lo trovi qui: Univ. Federico II
• Serie: 近代日本思想論