Vai al contenuto principale della pagina

南方熊楠記憶の世界 記憶天才の素顔 [[ミナカタクマグスキオクノセカイキオクテンサイノスガオ]]



(Visualizza in formato marc)    (Visualizza in BIBFRAME)

Autore: 雲藤等
Titolo: 南方熊楠記憶の世界 記憶天才の素顔 [[ミナカタクマグスキオクノセカイキオクテンサイノスガオ]]
Pubblicazione: 東京, : 慧文社, 2013.8
Descrizione fisica: オンライン資料1件
Classificazione: 289.1
Note generali: 主要参考文献: p345-349
Nota di contenuto: 表紙 -- 目次 -- 序章 -- 第一章 南方熊楠の記憶伝説-三つの伝説の再検討- -- はじめに -- 第一節 南方熊楠の記憶能力の評判 -- 第二節 『和漢三才図会』のエピソード -- 第三節 『太平記』暗記のエピソード -- (一) エピソードの内容 -- (二) 伝説の背景 -- 第四節 『大蔵経』筆写のエピソード -- (一) エピソードの内容 -- (二) 熊楠自身の伝説の黙認 -- おわりに -- 〔補論〕手紙・随筆に見る『和漢三才図会』のエピソード -- 第二章 南方熊楠の記憶の実態 -- はじめに -- 第一節 記憶から情報を書き出す事例 -- (一) 日記三ヵ月分を記憶から記述した事例 -- (二) 一五年前の日記を記憶から記述した事例 -- (三) 採集した植物の名前を記憶から記載した事例 -- 第二節 人の名前を記憶するエピソード -- 第三節 読書力-『輟耕録』のエピソード -- 第四節 熊楠の植物学講義 -- 第五節 忘れるための工夫と直観像 -- おわりに -- 第三章 南方熊楠の記憶方法の概略-記銘・保持・想起- -- はじめに -- 第一節 幼少期における記憶方法 -- 第二節 成人期の記憶方法 -- (一) 記銘(符号化)について -- (二) 保持(貯蔵)について -- (三) 想起(検索)について -- おわりに -- 参考史料 熊楠の記憶と原典 -- 第四章 南方熊楠の記憶低下の自覚とその要因 -- はじめに -- 第一節 熊楠の記憶低下の自覚 -- (一) 四〇代・五〇代での記憶低下 -- (二) 六〇代・七〇代での記憶認識 -- (三) 記憶に関しての失敗のエピソード -- 第二節 記憶低下の要因 -- (一) 加齢にともなう記憶低下 -- (二) 熊楠自身の分析 -- (三) てんかんの問題と病歴 -- 第三節 卓越した記憶 -- おわりに -- 第五章 南方熊楠の記憶低下とその対処法 -- はじめに -- 第一節 記憶低下の特徴 -- (一) 加齢による想起の障害 -- (二) 覚える段階(記銘)の問題 -- 第二節 対処法 -- (一) 索引の作成・頭書き・分類・論文の作成 -- (二) 人的ネットワークの利用 -- おわりに -- 第六章 南方熊楠の和文論文の役割-和文論文外部記憶装置説の試み- -- はじめに -- 第一節 和文論文と英文論文の位置づけ -- 第二節 和文論文の役割 -- 第三節 和文論文からの情報の流れ -- 第四節 和文論文がわかりにくい理由 -- おわりに -- 第七章 南方熊楠の記憶構造-和文論文の検討を通して- -- はじめに -- 第一節 論文の構成から見た記憶構造一 -- 第二節 論文の構成から見た記憶構造二 -- 第三節 和文論文の引用パターンについて -- おわりに -- 第八章 南方熊楠の学問分野の重心移動-民俗学から植物学へ- -- はじめに -- 第一節 民俗学から植物学への重心移動 -- 第二節 英文論文の変化 -- 第三節 二つの変化の背景 -- (一) 図書館の問題 -- (二) 記憶の問題 -- (三) 植物研究所の設立 -- 第四節 二つの解釈の相互作用 -- おわりに -- 終章 -- 第一節 記憶と熊楠の学問 -- 第二節 体系的学問をのこさなかった理由 -- 第三節 熊楠の記憶から学ぶこと-書く作業 -- 附論 南方熊楠の周期的不快と「田辺抜書」 -- はじめに -- 第一節 冬から春にかけての精神的不快 -- (一) 四〇代での状況 -- (二) 五〇代以降 -- 第二節 精神的不快に対する熊楠の対策 -- (一) 標本作成と抜き書き -- (二) 「田辺抜書」中の大蔵経の抄写 -- おわりに -- 附表 南方熊楠の病歴表 -- 参考文献 -- 人名索引 -- あとがき -- 奥付.
Sommario/riassunto: 博物学者、生物学者、民俗学者として数々の優れた業績を残した南方熊楠(1867‐1941年)の生涯は、数々の「伝説」に彩られている。小学生の頃に『和漢三才図会』や『太平記』を丸暗記してノートに筆写した。そして、その驚異的な記憶力は晩年においても衰えることがなかった、などと言われている。しかし、これらは事実であろうか?本書は、南方熊楠の「記憶」の問題に光をあて、様々な「伝説」を排して熊楠の「記憶」の実態を明らかにしようと試みる。さすがの熊楠も40代なかば頃から記憶低下に悩み、それに懸命に対処しようとする姿も描かれている。さらに、彼の「記憶」と「学問」とがどのように関与していたのか、という問題の一端も解明しようとした野心的快著!.
Altri titoli varianti: 南方熊楠 : 記憶の世界 : 記憶天才の素顔
ISBN: 4-86330-109-X
Formato: Materiale a stampa
Livello bibliografico Monografia
Lingua di pubblicazione: Giapponese
Record Nr.: 9910149231903321
Lo trovi qui: Univ. Federico II
Opac: Controlla la disponibilità qui