表紙 -- はじめに -- 目次 -- 図表一覧 -- 年金、民主主義 関連年表 -- 第I部 年金、民主主義、経済学 -- 第1講 年金、民主主義、経済学I -- 年金批判は永続する -- 年金界デビュー -- 右側の経済学と左側の経済学 -- ケインズの嫡子たち -- 経済政策思想の流れ -- セイの法則かケインズの合成の誤謬か -- 手にした学問が異なれば答えが変わる -- リスクと不確実性 -- 経済界とアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞 -- 積極的賦課方式論 -- 公的年金が実質価値を保障しようとしていることの説明の難しさ -- 市場を利用することと引き替えに喪っていったもの -- 素材的・物的な視点から見た積立方式と賦課方式の類似性 -- 積立方式信奉者たちの論 -- 本日のメッセージ -- 追記 -- 第2講 年金、民主主義、経済学II -- 年金数理人会で講演をするにあたって -- 年金の一元化? -- 2008年年金改革騒動の顛末 -- 未納が増えると年金が破綻するって誰が言った? -- 2011年、年金制度改革2段階論? -- 年金は「年金保険」と正しく呼ぼう--世代間格差を不公平と言う間違い -- 政治的駆け引きに利用された年金試算 -- 世代間格差という指標 -- 公的年金財政の破綻!? -- 賦課方式年金制度の正しいバランスシート -- マクロ経済スライドの意義と意味 -- 賦課方式の持つ世代間リスク・ヘッジ機能 -- メディアはもう変わっている -- 年金は将来の生産物への請求権 -- 積立金のメリット&デメリット -- 世代間扶養の社会化 -- 受給開始年齢自由選択制における繰下げの推奨 -- 年金経済学の政策インプリケーションと結論 -- 短時間労働者への社会保険の適用拡大 -- 最低加入期間と受給開始年齢 -- 国民への正しい情報提供とメディアの役割 -- 世代間不公平論という行き詰まりの不毛な論 -- 年金をめぐるメディアと政治家のギャップ -- 追記 -- 第3講 政策技術学としての経済学を求めて--分配、再分配問題を扱う研究者が見てきた世界 -- 経済学が問題なのではなく経済学教育、人の問題 -- 資本主義的民主主義と経済学 -- 価値判断と科学性 -- 効率性だけしか持たない分析視角がもたらすもの -- 再び、経済学が限界を持っているのではなく、問題は教育、人なのである -- 第II部 平成26年財政検証の基礎知識 -- 第4講 解説 平成 |