表紙 はじめに 目次 本書で使用する図表 序〈相互交流〉を基盤として実践される対人援助 第1節 対人援助実践には〈相互交流〉が不可欠 〈相互交流〉の成立を阻むもの 〈すきま〉の融合 第2節〈相互交流〉と〈交互作用〉 〈相互交流〉への階梯 = カタルシス 本書の目的と構成 コラム01 アセスメント面接は共働作業 コラム02 ことばと全身の表情で抱きしめる。 コラム03 クライアントの〈拒否〉は、実は〈悲鳴〉 コラム04〈カタルシス〉を呼び込む情報サポート 第1部 対人援助の構図 相談者と援助者が置かれている状況の理解 序章 援助者が置かれている状況の全体像を概観する 第1節 図1 「対人援助の構図 : 援助者自身が置かれている状況の理解」を構成する要素 図1で使用している記号・ことば 図1の全体像について 第1章 クライアントが生きている世界に添った理解のために 第1節 アセスメント面接とクライアントの自己決定 アセスメント面接において、何故に情緒的な土壌を整える必要があるのか 第2節 クライアントの統合的理解へのポイント 問題の種類と性質、程度や深さと対象者が有している強さ・生きる力への理解 人の理解 = 問題に影響を与える個人の経験と社会の影響への理解 第3節 クライアントを構造的に理解するために クライアント理解の水準 クライアントの範囲 : クライアントは誰か 構造的理解のために 第4節 クライアントの強さや生きる力を査定し、強化していく 1 力のあるクライアントへの理解 2 力があっても情緒的に不安を抱えているクライアントへの理解 3 心身ともに痛手が大きくて、潜在的に有している強さや生きる力を発揮できないでいるクライアントへの理解 4 アウトリーチが必要な危機状況にあるか「待ち・忍耐・持続性および継続性」を要求されているクライアントへの理解 コラム05 対人援助他職種とも共通している基盤としての面接・弁護士 コラム06 理解することについて - その1・理解することは、愛することにつながる ? コラム07 理解することについて - その2・沢木耕太郎さんの『インタビュー論』から 第2章 援助者である自分と自分が置かれている状況を把握し、理解できていること 第1節 場のポジショニング 〈場のポジショニング〉から始める理由 - |