表紙 はじめに 目次 本書の活用方法 第1章 今、子どもたちに何が起きているか ? 起立性調節障害の日常 - ひろし君の場合 無理矢理連れてこられてふてくされて診察室に 心の距離のとり方がわからない思春期 朝起きられず、夜寝つけない...... 集中できず、成績も悪くなった 学校の友達とのトラブル、いじめの可能性も...... 保護者の苦悩、悲嘆、戸惑い 起立性調節障害の症状 子どもは自分の症状を親には言わない 起立性調節障害の悲劇 - たろう君の場合 朝起きられない、身体がだるい 学校の先生に家庭の問題だって言われたのよ ! やっと子どもを病院に連れて行ったけれど...... うちの子どもはうつ病なの !? 第2章 なぜ「起立性調節障害」は気づかれないのか - 「起立性調節障害」を理解する - 起立性調節障害が「病気」として理解されにくいわけ 「単なる怠け」と思われ、気づかれにくい 起立性調節障害に関する批判・誤解 起立性調節障害には診断方法の限界があった 起立性調節障害と不登校は違うの ? 新しい診断基準により鑑別ができるように 起立性調節障害の診断方法が新しくなりました 新しい診断基準で治療方針の決定が簡単に 新しい検査方法と起立性調節障害の新しい理解 起立した直後に生じる異変への気づき 画期的な非侵襲的連続血圧測定装置「フィナプレス」との出会い 新しい起立性調節障害の検査法の確立 「起立直後性低血圧」を世界に先駆けて報告 起立性調節障害に数々のサブタイプが発見される 起立性調節障害の病態生理 身体のなかの血液の流れ 起立時の循環調節機構 起立性調節障害における機能的欠陥 起立性調節障害の病態生理に関するQ & A 第3章 起立性調節障害の子どもたちのSOSサインを見逃すな 起立性調節障害は「怠け病」に誤解される 「夜更かし朝寝坊」を「怠け癖」と決めつけない 成績の低下を単なる勉強嫌いと考えない 子どもは心のストレスを言葉にしにくい 教師からの「頑張りがない」「不登校では」という指摘は要注意 医療機関でも「病気ではない」「うつ病」と診断されることも 起立性調節障害の子どもに見られる心の問題 発症前から潜在している心の特徴 発症後に新たに起こる心の問題 子どもの心を安定させるには 第4章 診断と治療はこう行われる 新しくなった診断法と治療法 - 日本小児心身医学会が作成した小児起立性調節障害診断・治療ガイドライン 診断の手順 鑑別診断 ( 起立性調節障害によく似た症状を起こす他の疾患を発見する ) サブタイプと重症度の決定 新起立試験法 ( 簡易な起立後血圧回復時間測定法 ( 簡易法 ) を含む ) 心理社会的関与の有無の評価「心身症としてのODチエックリスト」 治療の進め方 治療の種類 治療方針を決定する |